血を増やすための眠り

漢方の基本的な考え方に「陰陽」があります。
陰は静かなもの、陽は活動的なものに分けられます。太陽が出ている昼は陽であり、夜は陰です。
陰と陽の入れ替わりは自律神経の入れ替わりと深い関係があります。自律神経は活動的な「陽」である交感神経と鎮静的な「陰」である副交感神経の二つから成り立っています。
日中の仕事をしている時間は交感神経が優位で、静かな夜になると副交感神経が優位になります。
なかなか寝付けない、眠れないのはこの神経の入れ替わりがうまくいっていないのです。
漢方では子の刻(23時~1時)に身体の陰と陽が入れ替わる時間であり、その時間に眠っていることが重要とされます。陰と陽がうまく入れ替わり初めて血がしっかりとつくられます。
また脳科学では活動していないとき(主に睡眠時)に脳の大掃除(デトックス)が行われていることがわかってきました。
子の刻23時には就寝したいものです。

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